山田火砂子と娘・火砂子は本名?wiki

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わたしのかあさん ドキュメンタリー映画

山田火砂子監督の『わたしの母さん』

今回は山田火砂子監督自身の娘について

調べてみました。

火砂子と書く名前を見たのも初めてですが

本名なのでしょうか?

気になりましたので調べてみました。

 



山田火砂子の娘は障がい者なのでしょうか?

山田火砂子には

2人の娘がいますが長女美樹(昭和38年生まれ)さんは

重度の知的障害を持って生まれておられます。

次女は障がい者の記載がありませんし

火砂子自身の言及もありませんので健常者だと思われます。

美樹さんが生まれた昭和38年というと1963年。

2024年現在で61歳になります。

1960年代でやっと障がい者施策が

拡充されつつあった頃ではなかったでしょうか。

時代は高度成長期。

国全体が生産性を重視し

非生産的なものに対する価値を

見出しきれていなかった時代であったように思われます。

まだ福祉の概念も世間に浸透していなかった時代で

認知症のことも痴呆症と言われていました。

平成16年になってようやく「痴呆」の語が廃止され

「認知症」に置き換えられています。

同じように障がい者に対する偏見も根強くあり

「白痴」や「精神薄弱」と呼ばれていたようにおもいます。

現在では「知的障害」と呼ばれています。

しかし、

火砂子はこの重度知的障害者である美樹さんについて

「障害の子供なんて、ぜーんぜん、知らなかった。

最初はとにかくびっくりして、

恥ずかしい、嫌だと思っていました。

それを乗り越えてこの子のために

何かしなきゃって考えるようになったんです」と

いわれていることから

親であっても自分の障害児の子どものことを

恥ずかしい。嫌な存在として扱っていた時代だったようです。

 




知的障がいのレベルとは

では現在に於いて知的障害のレベルは

どのようになっているのでしょうか?

現在、一般的に用いられている知的障害のレベル分けは

軽度知的障害:IQ 50-69の範囲に該当し

日常生活の基本的なスキルを習得できることが多いです。

自分の身の回りのことや読み書き、

計算など簡単なことはできます。

 

中度知的障害:IQ 35-49の範囲に該当し

基本的なスキルを習得することは難しいですが、

自分の身の回りの一部のことや

簡単な仕事をこなすことができる場合もあります。

 

重度知的障害:IQ 20-34の範囲に該当し

自分の身の回りのことはほぼできません。

日常生活全般に於いて基本的なスキルを習得できません。

 

重度知的障害:IQ 20未満の範囲に該当し

重度の身体的な障害や合併症がある場合が多く、

高度な介助が必要です。

 

となっています。

美樹さんは重度知的障害と言われていますので

おそらく自分の身の回りのことはほとんどできず

人の助けを必要とされているのだとおもわれます。

2024年現在で61歳となられるので

まだ高齢者施設への入所は対象外となっていることから

通いの施設や

障がい者施設に入所されているのかもしれません。

どちらであっても家族や

専門職の助けを受けて暮されているものと思われます。



火砂子は本名?wiki

ではここで

山田火砂子監督自身について

wikiにはどうように記載されているのか

気になったので調べてみました。

山田火砂子 1932年1月23日生まれ。

2024年現在92歳の現役の映画監督をされています。

本名は山田久子。

本名は読み方は同じで漢字違いだったのですね。

それにしても名前に「火」という漢字を充てたのを見たのは始めてです。

東海大学付属市原望洋高等学校(精華学園女子高等学校)卒業。

16歳からバント活動をされており25歳で女優に転身、

29歳で結婚されています。

長女美樹さんが2歳の時に知的障害児であることがわかり、

次女有さんが誕生後に離婚されています。

その後、喫茶店経営をしながら

2人の子どもを育てていましたが、

やがて映画監督の山田典吾さんと再婚。

夫である山田典吾さんが

現代ぷろだくしょんの初代代表取締役であり

何も知らぬままに典吾さんが監督を務める作品の

プロデューサーを務めるようになられています。

夫の典吾さんの死去後は

現代ぷろだくしょんの代表取締役に就任されています。

障害者の子供を育てていくだけでも

並大抵の苦労ではなかった時代に、

子どもを育てながら

映画の制作会社の運営、

監督業も並行してされていたとは驚きますね。

燃え尽きることのない「火」なのでしょうか?

作品は自身の長女が障がい者である

由縁なのか社会福祉に強い関心を寄せられており

福祉クライアントや

福祉施策の歴史を題材にした

多くの作品を手がけておられます。

92歳で現役の映画監督、

現役の制作会社の代表取締役をされているとのことで

92歳という年齢を疑ってしまいそうです。

75歳から後期高齢者と言われており

高齢者を前期、後期と分けるとすると

後期高齢者の後には

高齢者を表現する言葉がありませんので

あとがない、

いわば高齢者の末期と

言い換えることもできる年齢。

75歳から始まる後期高齢者になってから

17年間も生きておられることになり

しかも現役で作品作りにも

関わっておられますので

超人的な高齢者のおひとりといえるのではないでしょうか。

火砂子という漢字を

ハンドルネームにつけられていることからも

情熱があふれたイメージを受けます。

火砂子監督の生きる支えとなっているのは

長女の美樹さんの存在なのかもしれませんね。

 




まとめ

山田火砂子の娘は2人おられ、

長女美樹さんは重度知的障害者であると公表されています。

次女についての詳細は明らかではありませんでした。

美樹さんの重度知的障がい者とは

IQ 20-34の範囲に該当し

自分の身の回りのことはほぼできず

日常生活全般に於いて

基本的なスキルを習得できないので

生活全般に於いて

何らかの助けを受けて

暮されているものと推測されます。

山田火砂子 wikiからは

1932年生まれで

2024年現在で92歳の現役映画監督。

現代ぷろだくしょん代表取締役。

であることなどがわかりました。

さまざまな意味で

活力にあふれたスーパー超高齢者の

現役映画監督である山田火砂子。

2024年公開する『わたしのかあさん』では

どのような力あるメッセージをしてくださるのかたのしみですね。

 

映画『わたしのかあさん』の予告編を観たい方はこちらからどうぞ👇

 

 

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