佐藤愛子、現在の心境を吐露?どんな家に住んでるの?

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佐藤愛子 ドラマ映画

佐藤愛子と言えば100歳の直木賞作家で有名ですね。

映画『九十歳、何がめでたい』の公開もありました。

エッセイ『九十歳、何がめでたい』は

累計180万部を超える

ベストセラーとなり大人気となっています。

今回はそんな佐藤愛子の現在の心境と

どのような家に住んでいるのか

興味があったので調べてみました。

ご興味のある方はご一緒にどうぞ!



佐藤愛子の現在のようすとは。。

結論からいいますと

2024年現在、

1923年生まれの愛子は2024年現在で101歳。

 

 

 

 

これといってすることもなく

過ごされています。

 

しかしながら3年前の

98歳の時に最後のエッセイ集として

『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』を発表しています。

なんとこの本はシリーズ累計発行部数が175万部にまで達しています!

びっくりですね。

 

ユーモアを織り交ぜながら

98年生きた人生観が詰まっていて

 

わたしは

なかなか言えない人の本音を屈託なく言ってのける

怖いものなしの達人ならではの書きぶりが

人気の元になっているのでと思いました。

 

わたしも読んでいてここまで書けたら気持ちいいわ。と

関心しました。

 

これをもって執筆活動を終了すると

 

宣言していましたが

 

その後も100歳になっても執筆を続けており

 

100歳の誕生日に合わせて

『思い出の宵籠』というエッセイ集を出版しました。

 

この本には愛子の幼少期の思い出が綴られています。

この執筆力には驚かされますね!

しかしながら、

 

実は

これから新しく何かを書くことも、

今は考えていません。

 

集中力も散漫になってきました。

昔はたくさんの書物を読んだけど、

雑誌すらほとんど読みません。

 

だから、この時代とのズレが私には生じているようです。

 

四季の移り変わりを

感じることはありますよ。

 

暑すぎたり寒すぎたりするときは、

それなりの対応をしています。

「週刊現代」10月21・28日合併号より 出典:週刊現代2023.11.05   “

2023年、愛子100歳の時に

このように言っています。

 

やはり年齢とともに

新しく何かを創作するという力は衰えており、

 

自分の人生を振り返って

 

思うところを独り言のように

書いたり、

 

幼少期を思い出して

書き留めるという

エッセイ集のとどまっているように思われます。

 

現在の愛子は

娘の響子さん夫婦と

孫の桃子さんとの二世帯住宅で暮らされています。

 

2階に3人が住み、1階が愛子の居住。

 

暮しい住所については

プライバシー侵害になることから

詳細は公開されていませんが

 

どのような経緯から

現在の家に落ち着かれることになったのか

調べてみました。

 

愛子は2度目の夫、

田畑麦彦(本名:篠原省三)と暮していた

渋谷区初台の家を売却。

 

その後、

母親の世田谷区上馬の家も売却し、

世田谷区太子堂で、

母親 シナとも同居を開始。

 

当時は文学仲間のサロンとなっていました。

 

平成6年((1994年)、

風呂場で転倒してから、

住み慣れた家を建て直す決心をし、

現在、娘一家との二世帯住宅。

 

この太子堂の家に

現在も住んでおられます。

 

愛子はこの家に

約65年ほども住み続けているので

愛着の深さはいかがかりだろうと考えます。

 

ただし

孫娘の桃子は

2024年現在で30代半ばになられているので

同居されているかどうかは

プライバシー侵害となりますので

ここでは公表を差し控えさせていただきます。

 

私は東京都世田谷区太子堂という所に

住んでいる。

私の家のある一画は

現在の東京としては

比較的静かなところで、

道幅もそう狭い方ではない。

敗戦前は

軍人が沢山住んでいた所だそうで、

各家には庭もあり、

住宅地らしい、

落ち着いた雰囲気が

私の気に入っている一画である。

「こんな考えもある」の中の「捨てる」というタイトルのエッセイ角川文庫 昭和63年刊出典:Web東京荏都市物語資料館2006.8.28

と愛子自身が記しています。

愛子にとってのこの太子堂の家は

母を世話していた若き頃の自分、

幼い娘を育てた家。

馴染みのお手伝いさんたちに囲まれた

心地良い住処であったのですね。

 

 

娘、杉山響子と糸杉紗衣の関係性について

ご興味のある方はこちらからどうぞ👇

佐藤愛子の娘・杉山響子と糸杉紗衣の関係とは?
『90歳。何がめでたい』の著者佐藤愛子。 エネルギッシュあふれる女流作家ですね。 佐藤愛子にはどんな娘がいるのだろう?と 知りたくなったので調べてみました。 ご興味のある方はご一緒にどうぞ!

 

 




佐藤愛子  北海道の別荘の現在

佐藤愛子の家は一件、

北海道に建てた別荘があります。

しかしながら今は主を失った家となっています。

上の写真は北海道にある別荘を遠目で映した写真です。

愛子はこの別荘を

北海道浦賀町に1975年に建てています。

 

愛子、52歳。

その時には2度目の夫である

田畑とも離婚しています。

 

別荘を建てた時の愛子は

娘の響子(当時15歳)と

母シナ(当時82歳)と同居していました。

別荘を建てた8年後に

母シナは90歳で死去されています。

別荘を建てた当時の数年は

母シナもまだ80歳前半であったことから

15歳の響子と3人で

この北海道浦賀町に建てた別荘に

毎年夏の間住んでいたようです。

 

実生活から

リセットさせてくれる地であった

北海道での住まいは3人にとって大切な空間であったと

考えられます。

 

しかしながら、

この別荘で心霊体験をするようになり、

それが彼女の人生観に

影響を与えたと言われています。

具体的には、

彼女が別荘を建てた土地で、

かつてアイヌの人々が

虐殺されたことがあったと知り、

愛子にはその霊を鎮める使命があったとのだとか。

ほんとかどうかはわかりませんが。。

北海道の太平洋岸に

浦河町という

人口一万一六〇〇人の小さな町がある。

サラブレッドの一大生産地で、

JRA(日本中央競馬会)の本拠地でもある。

その浦河町のはずれに

東栄(とうえい)という漁村があり、

その集落の背後にある

小高い丘の中腹に

佐藤愛子先生の別荘がある。

一九七五年に建てられたものである。

出典:一般社団法人 随 筆 春 秋 公式Webサイト

直木賞作家 佐藤愛子の誕生と業績+α

牧場に囲まれた自然豊かな丘の上にあった

愛子の別荘。

 

人口11,600人という小さな村。

東京で一番人口が少ない

千代田区の人口は約67,000人。

 

別荘があった浦賀町は

その約1/6ほどの人口。

 

まさしく雑踏から離れて

マインドをリセットできる地であったと考えられます。

 

そんな生活の中で、

先生は響子さんと

買い物にいかれたり、

映画館へもよく足を運ばれていた。

浦河には小さな映画館がある。

大黒座は、

北海道で最も古い映画館といわれ、

近年では密かに注目されている。

まるでお二人のプライベートシアターのように、

貸し切り状態のこともしばしばあった。

愛子先生は、

超ご高齢を理由に、

夏の別荘暮らしに

ドクターストップがかかってしまいました

 

先生の来訪は、

この地域の‶夏の風物詩〟になっていた。

その姿が忽然こつぜんと消えたのである。

この喪失感は、

先生親子も去ることながら、

街の人も

やり切れぬ思いを抱いているに違いない。

出典:一般社団法人 随 筆 春 秋 公式Webサイト

直木賞作家 佐藤愛子の誕生と業績+α

2019年に受けた

ドクターストップにより

この地への訪問も終わりと

なってしまいました。

さぞかし寂しかっただとうと

思われますが

半面、

誰かにストップをかけてもらわないと

自分では

ストップがかけられなかったのかも知れませんね。

 



まとめ

いかがだったでしょうか。

100歳の女流作家佐藤愛子の現在と

その住まいについてみてきました。

住まいは

東京都世田谷区太子堂にある

建て替えはされたものの

65年を超える古い家。

北海道にも

別荘をお持ちでしたが

そちらへは

ドクターストップにより

2019年以降は行かれていません。

 

執筆活動も100歳を以て止まっているようです。

 

愛子のように

自分の生きてきた人生を

執筆という形で

残すことができる人生って

うらやましいですね。

 

人は自分の生きた証を求める。

と言いますが、

人に読んでもらえるような

人生の足跡を残せるように

大切な人を大切にして、

ありがとうとごめんなさい。を言える

” 今日 ”をていねいに生きていきたいですね。
彼女の生活は質素でありながらも豊かで、
家族や周囲の人々とのつながりを大切にしておられるようです。
わたしは
毎日をムリなく過ごし、
自分ができることをできるだけして
自分のペースで生活することが
長寿と健康の秘訣なのかもしれないと思いました。

出典:近藤健一般社団法人 随 筆 春 秋 公式Webサイト

直木賞作家 佐藤愛子の誕生と業績+α

画像撮影:近藤健

 

 

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