佐藤愛子のエッセイ『九十歳。何がめでたい』の人気エッセイが
90歳の草笛光子主演で映画化になりますね。
わたしはそんな佐藤愛子の長男にスポットを当ててみたいと思いました。
ご興味のある方はどうぞ！
佐藤愛子の長男の生い立ちとは？
佐藤愛子の長男森川頸介（さとうけいすけ）は
佐藤の最初の夫となる森川弘との間に生まれています。
佐藤愛子と森川弘は1943年に見合い結婚。
長男である森川頸介は
1944年11月第二次世界大戦中、
佐藤が
静岡県静岡市清水区の興津に疎開中の
夫（森川弘）の実家で出産しました。
当時、一家は長野県伊那市で暮らしていましたが
森川は、陸軍航空本部勤務のため、
飛行場設営隊の主計将校として陸軍伊那飛行場へ赴任。
森川は長男で、
実家は岐阜県恵那市（旧大井町）で病院を営んでいました。
1943年となると2024年現在からすると81年前。
第二次世界大戦中でした。
戦火が厳しくなっている情勢だったと思われます。
このよう時代に頚介は佐藤愛子と森川弘との長男として誕生していました。
時代的にも生きずらい情勢であったと思われますが
預けられたのが病院長であった祖父宅であったことから
実母である愛子はそばにいてもらえない環境でありましたが
裕福な家庭で育てられていたと
思われます。
佐藤愛子の長男の職業は？
森川頚介も医学の道に進み、
後に実家の病院を引継ぎいています。
病院は現在森川クリニックとして開業していますが
頚介が引き継いだ当時から
現在と同じ病院名であったかどうかはわかりませんでした。
戦時中の赴任先で
モルヒネ依存症になった父、森川弘と愛子が別居したため
長男である頚介は
医師である祖父宅に預けられています。
父弘が医師であったということは不明ですが
医師であった祖父の影響を受けて頚介も医学の道に進んだのだと推測しました。
佐藤愛子の長男の現在とは？
医師である頚介は岐阜県恵那市にある
森川クリニックの代表として名を連ねており、
社会福祉法人 恵和会の設立に情熱を傾けた森川茂 初代理事長が
平成１２年６月に勇退後は
森川勁介（医師）が２代目理事長として、法人運営の先頭にも立っています。
現在は社会福祉法人社会福祉法人 恵和会として高齢者福祉支援事業にも展開しています。
社会福祉法人 恵和会は優良企業ガイド2022ALEVELに２年連続掲載企業として紹介されていて
22年度では従業員数198 名平均年齢47．3歳で
高齢福祉事業所としては異例に若い人材が就労している企業であると思われます。
また、平成１３年１２月には
『優良民間福祉事業施設に対する天皇誕生日に際しての御下賜金』を拝受されています。
このことは法人とっても個人にとっても名誉なことであったと推測しました。
また、それほど、地域医療福祉事業に貢献し
経営的にも健全で将来的な展望もしていけるような
職場環境が整備されている企業であると推測されます。
佐藤愛子の長男 まとめ
いかがだったでしょうか。
佐藤愛子の長男森川頚介について見てきました。
佐藤愛子の長男は
愛子が最初の夫であった森川弘との間に生まれています。
そして二人が別居中に
弘の父である医師森川茂（岐阜県恵那市で病院経営）の元に預けられ
祖父の影響からか
頚介も医学の道へ進み
後に医師となり祖父の病院を引継いていましたね。
戦中のことでした。
頚介の父である森川弘は戦中、
戦地で治療薬として使われていたモルヒネ注射により
モルヒネ依存症となっていました。
愛子と別居中に病死しています。
戦争の混乱の中、
病院経営をしていた森川家に
預けられたことは不幸中の幸いだったのかも知れませんね。
佐藤愛子も波乱万丈な人生を歩んで来られたようですが
後に直木賞受賞作作家になるなどと名声を博していますが
その息子である頚介もある意味でまた、
時代に翻弄されながらも
地域医療福祉に貢献し
『優良民間福祉事業施設に対する
天皇誕生日に際しての御下賜金』を拝受され、
今回、わたしはしっかりとした人生を歩まれた方であったと考察しました。
出典：優良企業ガイド2022ALEVEL 東海4県版（愛知、岐阜、三重、静岡）
Wikipedia
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