ゴジラ-1.0が観客動員数を上げていますね。
2023年11月23日から公開していますが
2024年1月末ではすでに50万人以上の方々が見られています。
小さい子どもをお持ちのパパママにとって
ゴジラのような怪獣映画を見させていいのかどうか?
心配するところです。
今回はゴジラを見る子供の年齢制限などあるのかどうか?
子どもが観たら怖いでしょうか?
子どもが観るメリットやデメリットについて検証してみました。
ゴジラが伝えたいことについて
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ゴジラ-1.0に年齢制限はあるの?
ゴジラ-1.0に年齢制限はあるのでしょうか?
結論から言いますと
調べたところG指定とされおり
年齢制限はありませんでした。
映画には映倫=映画倫理機構が定めた、
映画鑑賞における年齢による
鑑賞制限が設けられマークによって
年齢制限が定められています。
映倫検索結果:
題名 ゴジラ-1.0
審査日 名 区分
2023-06-27 ゴジラ-1.0(マイナスワン) G出典:一般財団法人 映画倫理機構
ここで映倫などという
あまり聞きなれない言葉ができてきましたね。
映倫とはどういったものであるのか気になりますよね。
『ゴジラ×コング新たなる帝国』の
吹き替えの声優キャストについて
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誰がどの俳優を担当していたのかわかりますよ
年齢制限と映倫とは?
映画界には映倫というものがあったんですね。
映倫は日本映画界が自主的に設立した第三者機関です。
ですのでこれは日本の映画界が自主的に決めた区分であるので
他の国にはそれぞれちがった映倫というものと区分があるのかも知れませんね。
では日本の映倫がどういったものであるのか知らなかったので調べてみました。
映画倫理機構(映倫)は、
表現の自由を護り、
青少年の健全な育成を目的として
映画界が自主的に設立した第三者機関です。
映画倫理機構は
映画が観客や社会に与える影響の大きさを自覚し、
法や社会倫理に反する、
とりわけ未成年者の観覧につき
問題を生じうる映画については
社会通念と映画倫理諸規程に従って、
自主的に審査しています。
また、映画製作者が外部からの干渉を排除して
自由に製作できる環境を作るとともに、
観客の見る自由を保障し、
次世代を担う未成年者が
その成長に際し対応を誤ることのないよう配慮しています。
G 映倫: 一般。誰でもご覧になれます。
PG12 映倫: 12歳以上ご覧になれます。
R15+ 映倫: 15歳以上ご覧になれます。
R18+ 映倫: 18歳以上ご覧になれます。出典:映画倫理機構
どの映画が
どの年齢の人たちが鑑賞するのに
適しているのかを教えてくれるのが
映倫のマークだったんですね。
今作にはこんなネット上ではこんな評価もありました。
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ゴジラ×コングひどい低評価3選・新たなる帝国
映画倫理機構(映倫)のマークは、
映画の上映ポスターや広告、
映画館のウェブサイト、チケット、
DVD/Blu-rayパッケージなど、
さまざまな場所で表示されているとされています。
これらのマークは、
わたしたち映画を鑑賞する側に
映画の適切な年齢制限を示す役割を果たしています。
映倫のマークをチェックするだけで
その映画が内容もおおまかにわかるので
小さなお子さんに見せる判断の助けになると思われますので
ご活用されてはいかがだったでしょうか。
1. G指定 (General Audiences)はどなたでも鑑賞可能な作品です。
2. PG12指定:は小学生には保護者の助言や指導が必要とされている作品です。
この指定は、暴力表現やホラー描写、性描写が含まれる場合に適用されます。
3. R15指定は15歳未満の子どもは鑑賞できない作品です。
過激な暴力描写やホラー描写、性描写が含まれる映画が該当します。
4.R18指定は18歳未満は鑑賞できない映画で、
過激な性描写や暴力表現が含まれます。
地上波での放送は不可能に近い作品です。
これらの指定は、
映画館での鑑賞やDVDレンタル時に重要です。
子どもと一緒に映画を楽しむ際は、
年齢制限を確認してから鑑賞されてもいいのかも知れませんね。
ゴジラ-1.0は映倫G指定だったので
年齢制限がかけられていない映画でした。
確かに小さな男の子たちが
ミニチュアのゴジラを片手に
戦わせているところを見ることがありますものね。
世界的にも
類を見ないほどの観客動員数の記録を
伸ばしていますね
ちなみに北米アメリカ映画協会(MPAA)が映画のレーティング審査を行っていて
PG-13 とありました。
PG-13 とはどういう意味かわからなかったので
調べてみますと
PG-13は、映画のレーティングカテゴリーの一つで、「保護者が強く注意することが推奨される」という意味です。13歳未満の子供には不適切な内容が含まれている可能性があるため、保護者が子供が映画を見るかどうかを決定する際の指針となります。PG-13指定の映画は、PG指定の映画よりも成熟したテーマ、暴力、裸体、官能性、言語、大人の活動などの要素が含まれている可能性がありますが、制限されたRカテゴリーには達していません。
出典:copilot
とありましたが同じ映画内容でも国によって
年齢制限に違いがあることがわかりました。
おもしろいですね。
ゴジラ×コング新たなる帝国の敵とは?
新怪獣は?について
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しかし、法律も国によって違いがあるので
当然のことだと思われます。
日本では映画倫理機構(映倫)が映画のレーティング審査を行っています。
ので日本に於いては先にご紹介しましたように
G 映倫: 一般。ですので
誰でもご覧になれます。
ゴジラ映画は老若男女問わずに親しんでいるように思われます。
日本に於いてはどなたでもゴジラを鑑賞することができるので安心しました。
では全く制限がないのでしょうか?
ゴジラ-1.0年齢制限 子どもは全く制限がないのでしょうか?
ゴジラ-1.0はG指定とされており
年齢制限がないことを確認しました。
ではまったく制限はないのでしょうか?
日本の映画館では、
都道府県ごとに青少年育成条約という条約があり
各映画館はこの条約に戻づいて
子供や青少年の上映終了時間に規制を設けています。
例えば東京都では 上映終了が23時を過ぎる場合、
18歳未満の方は入場できません(保護者同伴でも不可)
大阪府では 上映終了が22時を過ぎる場合、
18歳未満の方は保護者同伴でも入場できません。
16歳未満の方で保護者同伴でない場合は、
上映終了が19時を過ぎる上映回にも入場できませんとあります。
大阪府にある映画館では
大阪府が定めた青少年育成条例の基づいて各映画館が規制を設けています。
東京都と大阪府では
条約の内容に若干のちがいがあるのがおもしろいですね。
こども目線で言えば不公平だ!となるのでしょうか。
しかも、この 法制度における条例は、地方自治法により定められています。
1条例に定めることのできる罰則とは
○ 2年以下の懲役もしくは禁錮(行政刑罰※1)
○ 100 万円以下の罰金、拘留、科料若しくは没収の刑(行政刑罰)
○ 5万円以下の過料(秩序罰※2)があります。
罰則があるとのことですので
ご自身が行かれる映画館の約束事について確かめられてはいかがでしょうか。
ゴジラ-1.0年齢制限 子どもがゴジラを見るメリットとは?
ゴジラ-1.0は映倫G指定で誰でも鑑賞可能な映画であることがわかりました。
しかしながら、
各都道府県の青少年育成条例に基づいて
各映画館で定めている規制があることを確認しましたので一応、
この規制を守る範囲では鑑賞可能であるとわかったのでひと安心しましたね。
では幼児がゴジラシリーズを見るメリットはあるのでしょうか?
メリットやデメリットについてもご一緒に検証していきましょう。
ゴジラ映画を観ることによってコミュニケーションのきっかけになる メリット①
自分の気持ちを言葉で伝えられる年齢の幼児が
大人と一緒に映画を見ることで、
映画を観た後にパパママに
“ゴジラって大きかったねぇ”とか
“○○なところが怖かった!”
といった具合に映画内容について
子ども自分が感じたこと
感動したことを話したり
反対にパパママはどんなふうに思ったのかを伝えたりして、
感情を共有したりするコミュニケーションの機会が生まれます。
子どもの発達には、
この対人とのコミュニケーションが重要です。
”ゴジラ”という共通言語が
親子間や友達との間に生まれることの意味合いは多大なものがあるかとおもわれます。
ゴジラ映画を観ることによって子どもの想像力の刺激になる メリット②
ゴジラは、
子どもの日常生活では出現しない
非現実的な存在であり
自然界には存在しない“怪獣”です。
怪獣がもつ迫力は子どもたちの想像力を豊かにする助けになるのではないでしょうか。
ストーリーと映像の組み合わせにより、
日常ではできないような疑似体験を提供し、
子どもたちの想像の世界を広げるものになっているのではないかと思われます
ゴジラ映画を観ることによって子どもの知識の増加と好奇心の刺激になる メリット③
ゴジラ映画は
実際には行けない場所や
状況を子どもたちに見せる機会になるのではないでしょうか。
例えば、ゴジラ-1.0の時代設定は“戦後の日本”となっていますが
子どもたちは戦後の東京の街の風景、
茶褐色の板で作られていた塀のある家や
砂ほこりが舞い上がる道、
兵隊さんが来ていた軍服など
今まで見たことのないもの、
戦後の日本がどういう状態であったのか
映像を通して見ることができます。
ゴジラ映画を通じて、
子どもたちは自分のもっている殻を破って
未知のものを知る知識を増やし、
好奇心を刺激することができるのではないでしょうか。
ゴジラ映画を観ることによって子どもの感情体験の豊かさを育てる メリット④
ゴジラ映画を見ることで、
迫力に驚いたり、
今まで聞いたことのない鳴き声を聞いて
“ゴジラってこんな声だったんだ!”とか
“ゴジラは鳴くばっかりでしゃべれなんだ”と気づいたり
驚いたり、怖がったり、感動したりする
ワクワクどきどき体験をすることができます。
ゴジラ映画は
子どもたちの感受性を豊かにしていくひとつの手段とできるのではないでしょうか。
このように検証してみますと
年齢制限がない理由も納得できるような気持ちになりますね。
ではメリットの反対、デメリットがあるのかどうなのかもご一緒に検証していきましょう
ゴジラ-1.0 子どもがゴジラ映画を観るデメリットはあるのでしょうか?
2歳以下に映像メディアに接触する機会を与える デメリット①
アメリカの小児科学会などは、
2歳以下の子どもに
映画やDVDなどの映像メディアを見せることを推奨していません。
ゴジラ映画は特に男の子には人気です。
一度見たら次々と見たがるかもしれません。
それによって過度に映像コンテンツと接触するきっかけになることもありえます。
6歳以下の3D映像に注意 デメリット②
6歳以下の3D映像に注意。
斜視の素因を持つ子どもの場合、
6歳までに3D映像を見ると斜視になる可能性があるとされています。
また、左右の視力に差がある場合も注意が必要と言われています。
映像が子どもにもたらす影響には
わたしたちの知らないことが多くあるかも知れません。
ゴジラ映画もその一つに原因になる可能性もあるので注意が必要になります。
言語遅れに注意する必要がある デメリット③
ゴジラ映画はたくさんありますね。
日本で制作されたものだけでも2023年現在で30作品あります。
海外で制作されたものやアニメ版なども含めるとそれ以上になります。
これほど多くの作品を連ねているゴジラ映画を観た子どもたちは
1作品だけでは飽き足らずもっと見たいと言い出すかも知れません。
統計的に、1日に4~5時間テレビなどの映像を見る子どもは、
言語が遅れる傾向があると言われています。
大人が管理して適度に映像を見せ、言語の遅れが生じていないか観察していくことが求められます。
子どもにとって怖いシーンや暴力的なシーンへの注意 デメリット④
子どもにとって怖いシーンや
暴力的なシーンがあり
潜在意識の中に物事に対する恐怖心や
暴力を模倣する人格になることも考えられます。
子どもは特撮についての知識がないので
特撮で取られたシーンが
現実社会でも起こっていると錯覚し
街々が次々に破壊されていったり
人々が恐怖心をいただいて逃げまどっているシーンなどを
見ることによって
感受性の強い子どもは
現実社会の存在に対する喪失感を持つ可能性も考えられます。
暴力的なシーンが子どもの潜在意識に埋め込まれ
暴力が人々を支配する手段になることを潜在意識に刷り込まれた場合、
将来、子どもに筋力がついたとき
暴力によって自分の願いを全うする人格になることも考えられます。
子どもにとって怖いシーンや
暴力的なシーンは刺激の強弱など
映画の内容は事前に大人が確認しておくと良いと思われます。
長時間座席に座っていること デメリット⑤
ゴジラ映画はおおよそ2時間弱の上映時間となっています。
家でDVDなど観る場合は
適当につけたり消したりでき、
途中でトイレにいったりおやつをボリボリ食べれますが
映画館は他の観客の方がおられますので
自由に出入りをすることも
おやつをボリボリ音を立てて食べるたり
おしゃべりをすることも迷惑行為となります。
分別をつけられるある程度の年齢の子どもは大丈夫かと思いますが
映画の内容を理解できない年齢の子どもにとっては
2時間の間、ずっと静かに座席に座っていることは難しいかも知れませんね。
まとめ
ゴジラ-1.0の対象年齢は
映倫の審査結果によると
どなたでも鑑賞できる作品となっており
対象年齢も特に定めはないようです。
ですので年齢制限の有無は無しとなりました。
子どもがゴジラを見るメリット&デメリットについても考察させていただきました。
メリットもあればそれがデメリットにもなっていることもあり
いちがいに判断することは難しく思いましたが
いかがだったでしょうか。
実はゴジラ-1.0には2歳の子役が出演していました。
どんな子役なのかご興味のある方はこちらからどうぞ↓
でも一度は大きな映画館の大きな画面で迫力あるゴジラを観たいですね。
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